えごま油
えごま油といてば、α-リノレン酸が豊富に含まれており、がんの発生を抑制、高血圧予防、認知症予防など健康食品としては有名で、100mlで1000円程もする食品であり江津でも栽培され、えごま油として道の駅などで販売されています。
えごま油、一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、家具などの塗料としても昔から使われています。
えごま油は乾性油であり木材に塗布すると、木材に浸透し、表面をコーティングすることなく木の木目や風合いを生かし、艶を引き出し水分や紫外線から木材を保護することができる塗料でもあるのです。
江津市の桜江町にある『スプラウト島根』さんに問い合わせてみると、搾油機の試運転に使用した販売できないえごま油を頂けることに!
念のために飲食厳禁とのことですが、機械も同じであればえごまも同じため、市販のえごま油とは違いがないはずです。
それを軍艦ビルリノベーションでは、贅沢にも江津産、正確な場所は水の国の目の前にある畑で栽培されたえごま油を壁の木材のオイルフィニッシュとして使わせて頂きます。
今年のえごまは、7月の豪雨で畑が水没してしまい全滅してしまいました。
来年からまた新たに栽培され、食品とならないえごま油の利用としてまた使えるといいなと思っております。
スプラウト島根安原さん、ありがとうございます。
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