広葉樹
江津市は、海に面し総面積のおよそ78%は林野であり森林が非常に多い地域です。
ですが林業が盛んかというとそうでもありません。
今回のリノベーションでも木材に関しては県産木材を使用しています。江津産の木材はなかなかないのが現状です。
人工林の比率も他の中山間地域と比べると低く、林道などの整備も進まず林業に関する取り組みが遅れてしまっていると思います。
そこで近年、皆伐(間伐はなく区域すべての木を伐採する方法)を行い、使える木は木材にし、残りは、チップにされバイオマス発電に送られます。
しかし、人工林が少ないってことは天然林が多いことになります。そこには、人工林ではない広葉樹などの多種の樹木が豊富にあるということです。
その広葉樹を使わないわけにはいきません。
今回ご協力いただいたのは、江津市桜江町にある播磨屋林業です。
播磨屋林業は、主に皆伐を行い主に木材をチップにしてバイオマス発電所にもっていきます。
リノベーションでは、このチップになる前の江津市内で伐採された広葉樹の丸太を頂きました。
樹種ですが、頂きた丸太だけれは専門家の方に伺ってもなかなか断定はできないのですがタブノキが有力候補です。
もしお分かりになられる方はご連絡下さい。
さて、この頂いた広葉樹ですが、何に使用するかというと照明を製作しました。
板としても使用するには数年乾燥させるか浜田の人工乾燥器に入れるかですが、チャレンジショップではフロアスタンドとしました。
学生にチェーンソーの使い方を教えてあとは学生任せです。
製作したのは、内装用と外装用のフロアスタンドになります。
是非直接見てほしいです。
写真でもお分かりかと思いますが、電気工事も完了し電気が使えるようになりました。
電気工事に関しては次回ということで。
播磨屋林業様、ありがとうございました。
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